未来を切り開く「絶対的得意」「絶対的強み」の見つけ方

今日は「得意なこと」、その中でも、

未来を切り開く「絶対的得意」「絶対的強み」の
見つけ方についてお話しします。

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「好きなこと」を見つけるための6つの質問

 

「得意なこと」にはいくつか種類があります。

・継続して上手くなったこと
・最初から上手くできたこと

・意識しなくてもできてしまうこと
(*これを「強み」と言います。他人ができないことに対して、なんでできないの?と思うことです。)

 

これらの「得意」や「強み」に共通するのは、
相対的なものだということです。

たとえば、100mを10秒で走る20歳の男性がいたとします。
私の身の周りにいたなら相当足の速い人です。

そんな彼は「自分は走るのが速い」と思いました
「短距離が得意」だと認識したのです。

一方で、もしもこの男性が、
地球上にたった一人だけ存在していて
他に誰もいなかった場合、

彼は、走るのが速い/遅いと感じることはないでしょう。
誰と比べることも、何と比較することもできないからです。
「短距離が得意」なのか「苦手」なのかは認識されず、
その問い自体が発生しないのです。

次に、地球上にこの男性とシマウマしかいないとします。
シマウマの最高時速を60km/hとして、
最高時速だけを使って単純に計算すると
100mを約6秒で走ることができます。

シマウマが存在することではじめて、
「シマウマは走るのが速い」とか
「私は走るのが(シマウマに比べると)遅い」
と認識することができるのです。

 

つまり、「得意」や「強み」は、
環境や比較対象によって相対的に決まるのです。

・英語が得意
・数字に強い
・本を読むのが速い
・接客力が強み
・料理上手や運転上手

などなど、すべて相対的なものですね。
だからこそ、

「得意なことが生かせる仕事につきたい」
「強みを生かしたビジネスを始めたい」

といったことが言われるのです。

環境や対象が変わることで、
「得意」や「強み」が生かされたり、
生かされなかったりするからです。

 

そんな、相対的なはずの「得意」や「強み」ですが、

「●●だったら “誰にも負けない” のに!」
「●●だったら “絶対自分が1番” なのに・・・」

「心の中で」思ったことはありませんか?

会話の中で話していなかったとしても、
心の中でつぶやいたり/叫んだりしているのです。

この「●●」に入るものこそ、あなたの
「絶対的得意」「絶対的強み」だと北村は思っています。

 

「誰にも負けない」とか「絶対自分が1番」は、
一見、比較しているようですが、
実際は、相対的な世界を超えた
絶対的なものの見方ですよね笑

この「●●」つまり、
「絶対的得意」「絶対的強み」は、
どこか客観性に欠けているように感じたり、
根拠のない自信をもっているだけのように
思ったりするかもしれません。

ですが、あなたの未来を切り開き、
人生を変えるきっかけとなるのは、
正にこの「●●」だと思うのです。

北村が3年前に、起業を決断できたのは、
この「●●」を信じたからなのです。

「絶対的得意」「絶対的強み」の見つけ方

この「絶対的得意」「絶対的強み」を見つけるポイントは、

「●●だったら “誰にも負けない” のに!」
「●●だったら “絶対自分が1番” なのに・・・」

とあなたが心の中で感じている瞬間を探すことです。

それを援けてくれるのが、
「怒り」の感情なのです。

例を挙げますね!

 

デザインや仕事の進め方を指摘された時の内面の声

私は会社員のころ、メーカーでデザインの仕事をしていました。

上司や先輩から、

「フォルムを追求する意識がもう少しあってもよかった」
「デザインを修正する時間がとれるように仕事の進め方を見直してほしい」
「デザインのセンスはまだまだ磨いていく必要がある」
「今後の課題は形の説得力、アウトプット自体が魅力的であることが求められる」

といったことを言われたり、
評価面談でフィードバックがあった時に、
心の中でこんなことを思っていました。

「もっともな指摘だな」
「デザインスキルをもっと高めよう」
「期待してもらっているんだな」

「仕事の進め方は自由にやらせてほしい」
「デザインは自分が決めたい」
「プレゼンだったら自分が1番なのに」

さて、この中でグループから外れている
内面の声があることにお気づきでしょうか。

 

そう、

「プレゼンだったら自分が1番なのに」です!

デザインや仕事の進め方の話なのに、
勝手にプレゼンのことを持ち出していますよね。

 

これが起きるのは、自分でも

「デザインのセンスがもっと欲しい」と思っていて、

でも、どうすればセンスが伸ばせるのかわからず
色々と試行錯誤しているけど、
あまり成果を実感できていない、そんな時です。

他の人の口をかりて、自分の課題を
あらためて目の前に突き付けられたように感じたので、

「もういい!!」
(*これが怒りや悔しさの感情です。)

となって、
ぜんぜん違うプレゼンの話を持ち出しているのです。

 

ちなみに、

「プレゼンだったら自分が1番なのに」

という内面の声について、
詳しく書くとこうなります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

デザインのセンスってどうやったら伸びるん!!
これまでも色々やってきてる。これじゃ、センスがある人はずっと評価され続けて、センスがない人は、ずっとそう言われ続けないといけないのか。プレゼンだったら、自分が一番。もし、プレゼン力が求められる場だったら、立場は絶対逆転してる。

そんな時にも、自分だったら決してあんたらに対して、「プレゼンのセンスを磨け」という言い方はしない。具体的なアドバイスか、相手をやる気にさせるような助言の仕方があることが、なんでわからないのか。
そもそも、なんで長所を伸ばすのではなく、短所を補えとばかり言うのか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こう書くと、上司や先輩がひどい人のように
見えるかもしれませんが、そうではないのです。

私は、上司や先輩のことが(基本的に)好きでした。
文字にすると平たくなりますが、本当に感謝しています。

ただ、もがいている時の私は、こんなもんなんです。

・デザインのセンスが自分にはない(足りない)と思っていて、
・プレゼンの力はあると思っている。

見方によっては、デザインの不足を
プレゼンで埋めようとしているようにも見えます

私は、「プレゼンの力がある」「プレゼンだったら、自分が一番」だと、
心の中で何回も繰り返し言いつづけることで、
自分を励ましたり、勇気づけたりしてきたのです。

 

あなたの「絶対的得意」「絶対的強み」は何ですか?

ためしに今、心の中の声を
外の世界に出してみてください。

そこに誰もいなかったとしても、
小さくつぶやいてみることで、
それは現実になっていくのです。
(なぜならあなた自身が聞いているから!)

 

北村は、この「絶対的得意」「絶対的強み」を
「自分史の振り返り」によって見つけました。

こちらは、今、無料で個別相談を承っております
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