今日は、
- 今の仕事がそこまで好きじゃないのかもしれないと思ったとき
- 今の仕事が自分に合っていると思うか聞いてみたくなったとき
- 今の仕事で得意なことが活かせているのかを見つめなおすとき
そんなときに、今の仕事や取り組んでいることが
「好きなことなのか」「得意なことなのか」
「好きなことが生かせているのか」
「得意なことが活かせているのか」を
あなたの「心の声」からチェックする方法についてお話しします。
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上の図は、
お仕事や何かに取り組んでいるときに起こる
心の声を「好き × 得意」の組み合わせで分類したものです。
赤いグラフが長いほど「好き」で、
青いグラフが長いほど「得意」を表しています。
それぞれのケースを順番に見てみましょう!
①「好き&得意(左上)」の場合
起こりやすい心の声は「楽しい!向いてる!」です。
充実を感じていると、それが周りにも伝わるので
「なんとなく」楽しそうで、
「なんとなく」話しかけやすい雰囲気があります
(*本人が寡黙な人でも、話しかけても大丈夫っぽい雰囲気だったりします。)
私が①で思い浮かべたのは、
7年以上通っている銀座の美容室の美容師さんです。
カットの技術や接客もすばらしいのですが、
私が通っている理由はそれだけではなく、
空間の居心地がとても良いのです。
そんな居心地のよさは、美容師さんの
「仕事を楽しむ気持ち」「仕事を楽しんでいる気持ち」
からも生まれていると感じます。
②「好きだけど得意じゃない(中央上)」の場合
起こりやすい心の声は「趣味のままでいいかな…」です。
たとえば、
「イラストを描くのが好きだけど、
イラストレーターになれるとは思えない」
「イラストを描くのが好きだけど、
キャラクターデザインを仕事にしようとまでは思わない」
といったケースです。
この「趣味のままでいいかな…」は、
仕事としてやってみたけど「趣味のままでいいかな…」と思った。
という人は意外に少なくて、
仕事にすると好きじゃなくなってしまう(楽しめなくなる)
気がするから「趣味のままでいいかな…」と思う。
というケースが多いように思います。
(*つまり、実際にお仕事としてやってみて、確かめたわけではない。ということです。)
「仕事にすると好きじゃなくなる」というのは、
ビリーフ(思い込み、固定観念、自己認識)の1つなので、
ビリーフを変えたり、選びなおすことができます。
(*たとえば、もともとは趣味だったものを仕事にしたら、もっと好きになりました!/楽しくがっぽり稼いでます!/飛躍的に上達しました!という、「ビリーフの例外」となるような人や情報を見つけるといったことが、すぐに始められる方法の1つです。)
③「好きじゃないけど得意(左下)」の場合
起こりやすい心の声は「これじゃない気がする…」です。
人からは褒められたりするけど、
「いまいち嬉しくない」という特徴があります。
たとえば、
「○○さんがつくる資料って、
いつもキレイにまとめられていて見やすいですね。
今度の会議で使う報告書の作成をお願いできますか?」
みたいな話があったときに、
この人は自分をおだてて「仕事を増やそうとしている」だけなんじゃないか。
と思ったりします。
(*その仕事が増えてほしくない、いまいちやりがいを感じていない、といった思いがあるからです。)
自分が必要とされたり人から求められるので、
「これじゃない気がする…」と思いながらも、
その状態を続けてしまったりするのです。
自分の仕事とは関係ない社外の人に相談するのが
新しい風を吹き込む方法としておすすめです。
④「好きでも得意でもない(中央下)」の場合
起こりやすい心の声は「やることまちがえた。」です。
今の仕事(や働き方)が自分に合っていない、
向いていないと明確に感じやすく、
本来であれば、あまり迷わないのが特徴です。
つまり、部署移動の希望を出したり、
転職したり、独立したりといった
アクションを起こしやすい利点があります。
にも関わらず「好きでも得意でもない」仕事を続けていると感じるなら、
そこから、どんなベネフィットを得ているのでしょうか?
これによって、今のお仕事に対する捉え方、
自分の見方が変わってくるかもしれません。
(*この問いで得られる気づきはとても価値があると思います。)
1つの可能性として、
「誰かの期待に応えようとしている」ことがあります。
(*たとえば両親からの期待です。お父さんやお母さんからよく言われた言葉を思い出したり、その影響について考えてみてくださいね。影響を客観的に見ることで行動が変わります!)
⑤「ものすごく好き!(右上)」の場合
起こりやすい心の声は「やってるだけで幸せ!」です。
たとえば、釣りが好きで
「海に糸を垂らしているだけで満たされる人」とか
「魚が釣れても釣れなくても、その出来事を延々と楽しそうに話す人」などです。
短期的な結果にとらわれずに、自然と継続できて
気がついたら上達してました、といったことが起こります。
無意識に情報をキャッチしていたり、
大量行動が起こりやすいので、
半ば必然的に「得意にもなる」のです。
*
私が思い出すのは、
大学院のときに合氣道を教わっていた道場の師範です。
海外からも招かれて合氣道の稽古を
現地で開催するといった活動をされており、
初めてお会いした時は(身体の使い方や技術レベルが高すぎて)
同じ人間とは思えないほどの衝撃を受けました。
私は、その師範の「在り方が美しい」と思っていました。
合氣道ができる健康な身体があること
合氣道を伝えられる道場があること
合氣道と並行してできる仕事があること
合氣道が好きで稽古に参加する人がいること
そのすべてに、
師範が感謝しているように、
私には見えていたからです。
「ものすごく好き!」
「やってるだけで幸せ!」というのは、
すべてを肯定していく力があるのかもしれません
今日は、思いがけず、
私のコーチとしての「在り方のモデル」を
見つけてしまいました!
あなたのお仕事、取り組んでいることは、
①~⑤のどれに近かったでしょうか?
あなたの「好きなこと」「得意なこと」がお仕事になる。
お仕事に生かされることを、心から応援いたします。
品川No.1ビリーフチェンジ専門コーチ 北村卓也
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